ザードの坂井泉水さんが子宮頸がんを患って入院中に脳挫傷で亡くなったとの報道が流れていますね。若くして、亡くなられたので本当に残念でなりませんね。
亡くなったこともそうですが、子宮頸がんを患っていたことにも大変衝撃的で驚かれた方もたくさんいると思います。
毎日の報道で子宮頸がんについて話されてますね。女性の方なら、いつ患ってもおかしくない病気です。最近では、低年齢化の現象もあるそうです。そこで、どんな病気で、どんな症状があるのか、詳しく紹介したいと思います。
子宮頸がんってどんな病気?
子宮がんとしては典型的なものです。胃と並んで、がんが最も発生しやすい場所です。女性がん全体の約6%を占めています。40~60歳代に多い病気でしたが、最近は低年齢化が進み、20~30歳代の発症が増えています。大多数は既婚者が多く、そのうちでもお産の経験のある人、お産の回数が多い人ほど、発生率が高いそうです。
また、分娩回数の多い人ほど、発生の年齢が若く、早期に発生することが多いそうです。理由は、分娩の時に起こる子宮頸管部の裂傷や、子宮膣部が痛んでしまうことが原因ではないかと考えられているそうです。
ほかにも、子宮頸がんの発症には、性行為による、ヒト乳頭腫ウイルス(パピローマウイルス;HPV)の感染が誘因になっていることが明らかにされています。
パピローマウイルスとは、いぼをつくるウイルスの一種で、70種類以上のタイプの中のいくつかのものが、異形成や頸がんの発生に関系しているそうです。
一般にHPVはウイルスをもった男性との性交渉によって、外陰部、腟、子宮頸部などの細胞に感染してしまいます。
HPVに感染しても必ずがんになるわけではありませんが、子宮頸がんは多く発生します。
子宮頸がんは増殖の遅いがんで、10年間も表面細胞にとどまっていることがあり、初期の段階ではがん細胞にまで至らない異型細胞となっています。
子宮頸がんは、早期発見、早期治療が増加してきて、がんになる前に治療がされるようになったことが多くなりました。がんになったとしても、早期がんである0期~I期のうちに約65%が発見されて、ほぼ100%治癒することができるため、死亡数は激減しました。でも、発生率は決して少なくなってはいません。
また、性交開始年齢が若年化するとともに若年者の発症が多くなっているので、平成16年4月の厚生労働省の通達では、子宮頸がん検診の開始年齢を20歳に引き下げることになったそうです。