子宮頸がんはだんだん進行するにしたがって、いろいろな症状がでてきます。
転移の進行の度合いが医学的に決まっているそうです。下記のとおり、五段階に分かれています。
第0期 最も初期の段階で、がん細胞は上皮層の中だけでとどまっていて、深層へはまだ浸潤してい ません。
第1期 初期の浸潤がんで、上皮の下の層まで浸潤してきた状態です。まだ、子宮頸部だけにかぎられています。
第2期 がんが膣に及んできています。まだ、膣の上方三分の二ぐらいのところまでで、骨盤壁や膣の下部にはまだ達していません。
第3期 がんが骨盤壁、膣の下部に広がっており、腎機能への影響がみられることもあります。
第4期 がんが直腸や膀胱にまで浸入しています。場合によっては、骨盤の外にまで広がってきて、がんが最も進行した状態です。
いったい、どんな症状があるの?
初期の段階では全く無症状なので診察しても目で判断することは難しいです。がんがだんだん進行してくると、いろいろな症状がでてきます。
第1期から第3期ごろまでは、性交のあと少しの出血が見られたり、おりものが少し多くなってきたりという程度で、ほかはほとんど無症状です。
第3期以降になると、性交後に出血するだけではなく、かたい便をいきんだときとか、長時間自転車に乗ったり、運動したりしたあとでも出血するようになります。そのうち、水っぽいおりものが多くなってきます。
末期になると、血液が混じって肉汁のようになってきて、異様な臭いを放つようになります。
がんが進行して骨盤底までくると、神経を刺激して腰痛が起こります。直腸や膀胱まで進行すると、いつも尿が出そうな気持ちになったり、反対に尿が出にくくなったりします。便も下痢便になったり、粘液便になったりします。